アンコールワットは1112年から1150年まで造られたヒンズー教の寺院だけど、16世紀ごろから仏教の寺院に改宗されて、アンコールワットと名づけられた。アンコールとは都、ワットと寺院という意味で、アンコールワットとは寺院がある都という意味になっている。寺院の壁に様々なヒンズー教の物語や軍隊の行進や日常生活などが描かれている。
地面からてっぺんまでの高さは65メートルあるけど、中は全部土で、人口の山のようです。第三回廊までの階段は東西南北に三つずつあるけど、正面の西の階段だけは一番緩やかです。
第一、第二、第三回廊というのがあるけど、第一回廊を一周すれば、760メートルもあって、壁面にはヒンズー教の物語が一番多く彫ってある。そういう物語の内容が分かると、面白く感じる。こちらは乳海攪拌という天地創造の神話が66メートルも彫ってある。
アンコールワットにはこのような格子状の窓がたくさんあるけど、基本的にソロバンの玉のような格子が奇数で、3本、5本、7本などがあり、幸せの数だと考えれている。
夕日の前と日の出の後格子の影が壁に映ってアンコールワットの尖塔の形に見える。
アンコールワットは西向きに造られたので、後ろから上がってくる日の出もとても人気です。しかし時季によって上がってくるスポットが違う。真正面から見ると春分と秋分の日には太陽が真後ろから、冬至と夏至の日に真横から太陽が上がってくるのが見える。
毎朝はアンコールワット朝日鑑賞にくる観光客が多い。朝日を見てからツアーの方々がすぐホテルに戻って朝食をしたり、個人旅行の方々はそのままアンコールワットの中に入って1時間半ほど見してから、アンコールワットの近くで朝食をしたりしている。
第二表参道の両側に欄干手すりらしく出来たナーガの胴体があるけど、ここから写真を撮る、ナーガの頭とアンコールワットの三本の塔が綺麗に見える。
アンコールワットの門は5つあって、真ん中は王様用の門、両側は大臣用の門、両端の門は一般人が通ったり、荷物を運んだりした門だろうと考えられている。
第一回廊の壁の外側に格子状の偽窓と女神の彫刻がたくさん彫ってある。前はいたずらの人がよく手で撫でたり、子供たちが拓本を作るために紙を張って磨いたりしたので、ピカピカ光っている
所々にこのようにひどく風化している女神の彫刻もある。雨にもやられたし、世界遺産に登録するまでにインド修復チームによる修復が失敗した跡もある。
第三回廊までの階段です。2007年までに自由に上れたけど、3年間入場禁止になっており、2010年から普通に決まっている階段からしから上り下りできない。保存のために100人ずつ交代で入場できる
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